借金が返せない、きつい、辛い人必見!借金返済のコツや借金の減額方法をご紹介
早く借金を返済したいのに、なかなか借金が減らなくて困っていませんか?返済期日に追われながらの生活は辛いので早く抜け出したいですよね。
実は、借金返済には「コツ」があります。また、どうしても返せない…という場合は、借金を「減らす」ことができる可能性について検討する必要もあります。
借金返済のコツとはどういう方法なのか?また、借金減額は本当にできるのか?は詐欺や怪しいものではないのか?借金減額のデメリットやリスクはないのか?どういった方法で借金を減らせるのかなどを紹介します。
借金返済が辛い、上手くいかない…借金を滞納しそうな人の特徴とは?
まずは、借金を滞納する傾向にある人の特徴を紹介します。
甘い考えで借金をすると、生活が崩壊する場合もあるので危険です。借金で苦しんでいる場合は、以下の項目に当てはまるものがないか確認してみましょう。
ギャンブルや買い物に依存している人
ギャンブルや買い物に依存している人は、借金を滞納しやすい傾向にあります。
なにか嫌なことがあったりストレス発散のためにギャンブルや買い物で浪費することを繰り返してしまうと、それをしていないと不安になったり精神不安定になるので、またそれを繰り返す…そしてそれにはお金を使うということが伴うため、お金が足りず借金してしまうというループに。
依存症になると、生活が破綻しそうになっていても、自分の意思では感情や行動をコントロールできなくなり、借金生活となってもそれを続けていないと落ち着かないので借金をしてまでもそれをつづけようとしてしまいます。
借金依存症、ギャンブル依存症、買い物依存症など依存症の心配がある人は、医療機関をすぐに受診して相談し、そちらの解決と同時進行で借金問題を解決していく必要があります。
計画性がない・見栄っ張りな人
計画性がない人や見栄っ張りな人も、借金を滞納しやすい傾向にあるので注意が必要です。特に見栄っ張りな人は、自分をよく見せるために身の丈以上の生活水準を求めてしまう傾向にあります。
借金を重ねてでもそれを維持してよく見せようとすることに必死になってしまい、借金を繰り返すことが当たり前になってしまいます。
借金に慣れてしまうと、借金癖がついてしまい、借金生活自体も当たり前となっていってしまいます。気づいたときには借金地獄に陥ってしまっていたとなりかねません。
借金は必ず、いつまでに返済しよう!といった計画を持って借りること、そして自分の収支バランスを理解し、その中で必ず返せるという額を借りて返済していくことが滞納せずしっかりと返していけるコツといえます。
借金を滞納するとどうなるかを知ろう!催促や取り立てに苦しみ、借金も増え続け、最終的には差し押さえ…
続いて、借金を滞納するとどうなるのかについて紹介します。
「お金ないならまた借りればいいか!」とお金を借りることが日常化してしまうと、いずれ生活が破綻し、借金が返せない!となる日も近いかもしれません。
そうなると、今後は、「少しくらい返済が遅れても大丈夫だろう」と思い借金を放置するようになる可能性があります。
しかし、返済が遅れると遅延損害金が請求されたり、催促に追われるようになったりする場合があります。それでも無視し続けると、裁判に発展し差し押さえとなります。
借金の返済に困っても、滞納したり、債権者からの督促を無視して放置は絶対にNGです!
一日でも早く根本から借金問題解決をしないと、どんどん状況は悪化、借金まみれの生活となり取り返しがつかなくなってしいまいます。
借金を滞納するとどうなるか…裁判に発展するまでを追って見ていきましょう。
利息が高めの遅延損害金が発生!
借金の返済が1日でも遅れると、遅延損害金が発生します。遅延損害金とは、返済期日を守らなかったことで発生する損害賠償金です。
取り立てや催促に追われるようになる
借金の返済が遅れてから数日から1週間くらい経つと、電話による取り立てや催促に追われるようになります。
はじめのうちは返済スケジュールの確認をされる程度ですが、日数が経つと厳しくなる場合があります。
信用情報に事故情報が掲載!ブラックリストへの登録…
借金の返済が遅れてから2ヶ月以上が経過した場合は、ブラックリストに掲載されます。
ブラックリストに掲載とは、実際にブラックリストというものが存在しているわけではなく、各信用情報機関の個人情報に滞納情報が登録されるという状況です。
支払い能力がないとみなされ、
- カードローン、キャッシングの新規借入ができない
- クレジットカードが作れない、利用できない
- 個人信用情報機関や保証会社を通して契約をする場合、賃貸契約ができない可能性がある
- 他の人の借金の保証人になれなくなる
上記のような制限が…。早めに弁護士や司法書士に相談し借金問題解決のために動きましょう。
訴訟や差し押さえになる場合がある
借金の返済が遅れてから3ヵ月以上が経過すると、訴訟や差し押さえに発展する場合があります。借金の残額を一括請求されたり、財産や給与が差し押さえられたりするケースも多いです。
借金返済ができなくても絶対にやってはいけないことがある!間違った対処法ではなく正しい対処法を取ろう!
続いて、借金を抱えているときの間違った対処法と正しい対処法について紹介します。
借金の返済に追われていると、とにかく早く返したいという思いが先行し、つい焦ってしまいますよね。
しかし、間違った対処法をするとかえって借金が増えてしまう場合があったり、借金返済が滞ってしまう危険があります。
借金による負担を早く軽減するためにも、正しい対処法を知っておきましょう。
まずは借金残高を確認するなど、自身の借入状況、返済状況について把握する!
借金の返済に苦しんでいるときは、まず現在の借金残高を確認しましょう。
- 借入先
- 借金残高
- 手数料
- 利息
- 借入期間
などを書き出してみるのがおすすめです。借入先が複数社あり、正確な残高が分からない場合は、借り入れている金融機関の会員専用ホームページを確認しましょう。
毎月返済できる金額を計算してみる
現在の借金残高を確認できたら、次は毎月返済できる金額を計算しましょう。収入から生活に必要な支出を引き、いくら返済に回せるかを計算しましょう。
なお、この段階では生活費を切り詰めた場合の金額を計算する必要はありません。あくまでも現状の支出から無理なく返済できる額がいくらなのかを把握しましょう。
借金完済までのシミュレーションをする
毎月返済できる金額を計算したら、次は借金完済までのシミュレーションをします。
簡単にシミュレーションしたい場合は、大手の消費者金融の公式サイトにある、返済シミュレーション用のツールを使うのがおすすめです。
リボ払いは借金総額が分かりづらい!明細で金額把握しないなら利用しないほうがいい
クレジットカードを使ったリボ払いは、借金が減らない原因になりかねないのでおすすめしません。
リボ払いにすると毎月の支払いが一定になるため、毎月の返済負担を抑えるのには効果があります。
しかし、元金が減るわけではなく、返済が長期化しやすいため、その分多く払うことになるケースが多いです。
実際の借金総額が不明瞭となる、返済しているので多額の借金を抱えていてもそれに気づけないなどのリスクが高いため、毎月しっかりと返済シミュレーションをしたり、明細をチェックして残金チェックをしない場合はおすすめできません。
クレジットカードを使うときはできるだけ一括払い、もし一括が難しいなら分割払いを選ぶ方が、リボ地獄に陥ることを回避できます。
闇金の利用は危険…法外な利息が!軽い気持ちで手を出すと取り返しがつかない結果に!
審査なしでお金を借りられる、今すぐ即日借りられる、主婦やブラック、無職の人でも借りられるといった甘い誘惑で借入を促す「闇金」に手を出すのは大変危険です。
闇金は高金利な場合が多いため、あとから取り立てや催促に追われる可能性があります。最悪の場合、家庭の崩壊や職場退職など実生活に大きな影響を招く恐れもあるので、借金の返済に困ったとしても闇金に手を出すのだけはやめましょう。
もし、借金が返せなくて困っている場合は、弁護士や司法書士に借金相談するのがおすすめです。闇金ですでに借りているという場合も同様です。
借金返済のコツとは?債務整理を利用するのがおすすめ
続いて、借金返済のコツを紹介します。借金を効率的に返すためには、ただ返すだけではなくコツが必要です。
借金総額や利子を減らせれば、毎月の返済が減るため、金銭的にも精神的にもストレスも減らせるでしょう。今日から実践できる方法もあるので、借金返済に苦しんでいる人はぜひ参考にしてください。
おまとめローンを利用する
複数社からの借金返済に苦しんでいるなら、おまとめローンを利用するのがおすすめです。
低金利のおまとめローンを利用すれば、利息分の支払い負担を軽くできる場合があります。利息分の支払い負担を軽くできれば、借金返済にかかるストレスも軽減できるでしょう。
また、1社にまとめられれば、借金の管理がしやすくなります。返済日の異なる借金から解放されるので、返済へのモチベーションも変わるはずです。
複数社からの借金返済があると、毎日毎日返済どうしようどうしようと思い悩む日々を過ごさなければなりません。
一括返済や繰り上げ返済を利用する
臨時収入が見込めるなら、一括返済や繰り上げ返済を利用するのがおすすめです。
一括返済で借金の残高を一括で返してしまえば、利息に苦しむ必要がなくなります。
また、毎月の返済とは別に追加で繰り上げ返済すれば、利息の負担が軽減されます。ただし繰り上げ返済については、無理をしてまではしないように注意してください!無理をしたせいで、手持ちのお金がなくなり、急な入用でお金が必要になったなどとなると、返済できないばかりか、また新たな借入をしなければならなくなってしまいます。
ボーナスや退職金などまとまったお金が入るタイミングで一括返済をしたり、繰り上げ返済を利用するのも一つの手です。
低金利な借入先に変える
借金にかかる金利をどうにかしたいと考えている場合は、低金利な借入先に借り換えるのがおすすめです。低金利な借入先に借り換えができれば、毎月の返済額を減らせるでしょう。
そのため、合計返済金額を少しでも減らした場合は低金利な借入先への借り換えも検討するとといいでしょう。
しかし、借り換え時は再度審査を受ける必要があるほか、新規で申し込む場合より審査通過率が低いケースがあるので注意が必要です。
借金減額シミュレーターを利用する
返済額を減らしたいなら、借金減額シミュレーターを利用するのがおすすめです。
借金減額シミュレーターを利用すれば、今ある借金をどれくらい減らせるのか知ることができます。名前や住所を入力せず無料で利用できるので、プライバシーが心配な人でも安心です。
弁護士や司法書士に相談するか迷っていたり、借金返済に苦しんでいたりする人はぜひ利用してください。
借金を減らせる借金救済制度である債務整理なら合法で借金減額が可能!
借金返済に苦しんでいる場合は、弁護士や司法書士に相談して債務整理を利用するのがおすすめです。
債務整理を利用すれば、将来の利息をカットできたり返済総額を減らせたりします。債務整理の中には借金をゼロにできる手続きもあるので、多額の借金を抱えている人は検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、債務整理は借金を減らせる反面、デメリットやリスクもあります。生活に影響があるものもあるため、自分の状況と相談して手続きに着手することが重要になってきます。
債務整理は主に4種類!それぞれのメリット・デメリットとは?
続いて、それぞれの債務整理を利用するメリット・デメリットを紹介します。
あらかじめデメリットを把握して納得の上、債務整理の手続をしないと、債務整理を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。
任意整理とは?借金減額や将来の利息カットが期待できる手続き
将来の利息カットすることで借金を減らすことが期待できる「任意整理」は、債権者に将来発生する利息カットや、遅延損害金をなしにすることを交渉することで、借金減額を目指す手続きです。
利息をカットできれば返済総額をかなり減らせる、手続きに比較的時間を要しないという部分で、なるべく早く借金を減らしたい人におすすめです。
また利息分だけのカットなので、ブラック扱いになる割には、借金返済の義務が残り引き続き辛い借金返済生活が待っている、専門家に払うお金の割には借金があまり減らせなかったなどの場合は、「任意整理しても意味ない」と言われたり、「任意整理しなければよかった」という声も聞かれる手続きではあります。
しかし、借金滞納が続いても結局はブラックリスト掲載となりますし、滞納が続くと裁判になるなどのリスクもあるため、目の前の借金に困っている場合は、任意整理含め何かしらの債務整理を検討することは必要なのではと思います。
個人再生とは?借金を5分の1程度に減額できる手続き
借金の返済が難しいことを裁判所に認めてもらい、借金を5分の1程度に大きく減額できる「個人再生」の手続きは、元金を含めた借金の総額自体を大幅に減らせるため、返済負担が大きい人に向いている手続きです。
住宅ローン特則を使えば、マイホームがある人でも家を手放さずに手続きできます。自己破産では財産没収となるため、我が家を残すことはできません。
また、個人再生は借金の理由を問われないため、借金理由がギャンブルや浪費の場合でも心配ありません。
自己破産とは?借金をゼロにしてもらうための手続き
裁判所に対して借金返済ができないことを認めてもらい、借金をゼロにしてもらう「自己破産」の手続きは、借金返済能力がない、借金の原因が免責不許可事由に当たらないなど裁判所で認められば、多額の借金にも対応してくれるので、絶対に返済不可能な額の借金を抱えている人は活用を検討しましょう。
しかし、自己破産を行うと99万円以上の不動産・現金・車などの価値ある財産は全て没収されます。手続き中は、公的な資格を使う仕事ができなくなるほか、引っ越しや旅行にも裁判所の許可が必要になります。
ブラックリストにも掲載され、いろいろな制限が出ます。慎重に検討しましょう。
特定調停とは?裁判所が仲介役となり債権者との和解の成立を目指す手続き
裁判所が仲介役となり、債権者との和解の成立を目指す「特定調停」の手続きは、専門家に依頼せずとも自分で手続きできるため、他の債務整理に比べて費用を抑えられるのが魅力です。
しかし、特定調停申立書や関係権利者一覧賞など、さまざまな書類が必要になるため準備が大変です。
また、任意整理であれば弁護士に依頼すればすぐに取り立てが止まりますが、特定調停は裁判所に申し立てをしない限り止まりません。
調停委員の実力によっては不利な条件をつきつけられる可能性があるので、調停に慣れていない人には難しい場合があります。
少しでも有利に事を進めたい場合は、交渉力のある弁護士や司法書士に任意整理を依頼して手続きを進めるほうが賢明かと思います。
借金返済がきついなら弁護士に相談するのがおすすめ
今回は、借金返済のコツや借金の減額方法を紹介しました。
借金が返済できなくて悩んでいる場合は、借金を減らす、なしにするという手続きを視野に入れて動くことも必要かもしれません。
債務整理であればよく分からない手続きで怪しい、怖い、詐欺、罠という心配なく、弁護士や司法書士に相談、依頼すればスムーズに手続きが進むはずです。
何より、誰にも言えなかった借金問題を一人で抱え込まず吐き出せるという時点で、借金ストレスからはすぐに解放されます。
借金問題は放置していてもますます状況は悪化するばかります。無料相談を行っている弁護士事務所や司法書士事務所もあるので、早めに相談しましょう。
また自分の借金が実際に「減らす」「なくす」ことができるかどうかは、専門家の借金減額診断、借金減額シミュレーターを利用することで確認可能です。
借金問題解決のための第一歩として、すぐ利用してみてはいかがでしょうか。